価格から価値に転換すべし!

「情報商材」って高価ですよね(笑)。僕が人生で最初に買った情報商材は確か29,800円だった。当時はお金もなくて、かなり悩んだ覚えがあります。でも、人生を変えたいと思っていたから、購入したんですけどね。ただ、本当に考えてみると、本屋さんで29,800円なんて本を見つけることは、そうそうできないわけで、とりあえず高いと感じましたよね。

子供の頃にはライダースナックが高く感じたけど、大人になってから同じ金額を見てもそうは思わなくなった。これは、自分が色々な経験をしてきたからなんですよね。今から始める人にとっては、その「価値」を理解することは難しいんじゃないかと思います。でも、フェラーリが120万で買えると聞いたら、かなり安く感じませんか?もしフェラーリが120万で買えると聞いて、安く感じるなら、それは大人になる過程で色々な情報に触れて、フェラーリの価値が分かっているからだと言えます。だから、価値ってのは、色々な情報に触れたり、色々な経験をしないと、分からないものなんですよね。

仮に車に全く興味がなくても、ビジネスの経験を積んでいれば、120万でフェラーリを仕入れて1000万で売るという発想も出てくるでしょ?この場合は、車に興味がなくても、ビジネス的な価値は感じることができる。

価値は分からなくても価格は分かる。安い商品を売る本質は、マーケティング的な面があるけど、深い心理的な面もある。価格で売って、体験や経験をしてもらって、価値を感じて貰い、価値を価値で売る。情報商材・・今風に言うならコンテンツ販売・・などは、お客さんが「本当に稼げるのかなぁ」と思うことがあるけど、実際に稼げるという体験をしたら、その情報の価値を感じることができますよね。

例えば、ラーメン2000円と思っても、食ってみれば「めちゃうまいやん!なんやコレ!!!!!!」と思うこともあるでしょ?体験したことで、そのラーメンの価値が分かるようになる。こうなると、今までは「価格」に関して高いなぁとか安いなぁとか思っていたんだけど、そのラーメンの「価値」で食うか、食わないかを決めるようになる。まぁもちろん、しょっちゅうしょっちゅうこんなラーメン食うわけにもいきませんが(笑)

商売を長く続けるためには、このプロセスを理解しておくことが大事だと思うんです。ただ、価格から価値に転換し、価値を売れないと、価格競争に巻き込まれて大変なことになりますからね。考えれば分かると思うんですが、価格競争で勝てる会社は、資本力がある会社だけ。だから、小さいお店や個人でやっている人たちは、価値を売らないと商売を続けるのはかなり難しいんです。ただ、最初から価値を売るのは難しい。そこが難しいところなんですけどね。

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