悩みが限りなく少なくなる方法

最近、ちょっとずつ思考を巡らせていることがある。それは、「悩み」についてだ。

自分が悩むことが好きだと口にする人なんて、まずいないだろう。だから、僕はこう思う。なぜ人は悩みを抱えるのか、ってね。

情報と選択肢が増えたからではないかと思うんだ。戦後の焼け野原の頃、人々は悩むというより、家族がいなくなった事実に対して悲しんでいた。現代と比べると、悩むこと自体が少なかったように思う。

例えば、テレビを買うときにも今は種類が豊富で、価格や機能も様々。だから、情報が多ければ多いほど、何を選ぶべきか悩む。しかし、テレビが存在しなかった時代に、どのテレビを買うべきかを悩むことなんてなかったはずだ。

なぜ人が悩むのか、そのプロセスには必ずパターンがある。それは、プログラミングで言うところのソースコードのようなものだ。悩むための選択肢が存在しない状況では、悩むことは生まれない。だから、悩むプロセスを理解すれば、悩む回数は減らせる。

例えば、テレビから影響を受けるならば、テレビを見ないという選択をする。SNSに影響を受けるならば、SNSを見ないという選択をする。それが難しいと感じるなら、見る量を減らす。または、自分が必要とする情報だけを見るという選択もある。

だけど、これが難しいんだよね。自分が必要とする情報だけを見るというのは、食事に例えると、体に良いとされる栄養素だけを摂取するようなもの。だけど、そうはいかない。体は必要なものだけを吸収するわけではないし、吸収できないものは排出される。

そして、結局のところ、今食べたいものを食べる。何が正解かは分からないけれど、こういったシンプルな解決法にたどり着くことが、多くの場合、最善の選択なのかもしれない。

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