富士山の水は何故おいしいのか?

「富士山の水は何故おいしいのか?」
この問いの答えわかりますか?

答えは「濾過」されるから。
なんたって日本一の富士山は3,776mの巨大浄水器なのですから!

イメージとしては一般家庭用の浄水器ではなく、業務用の浄水器みたいな感じかな。

昔、「サスケ」という白土三平さんの漫画は御存じですか?
僕ら同世代ならアニメでもやってましたので知ってらっしゃる方も多いと思います。
たしか「九鬼一族」の回だと思うのですが、サスケが毒の入った甕(カメ)の水を飲んで甕(カメ)の側で死んだように倒れてしまいます。
しかし、実は甕(カメ)の中に砂利や砂・シュロの皮が何層も入れられていて、それがフィルターとなって毒を濾して水は無毒になりサスケは眠っていただけだった・・・って話がありました。

この話は単に思い出しただけで本題とは直接関係ないのですが、私が忘れていたのは富士山は単なる浄水器・・・ろ過フィルターではないということです。

雨水や雪解け水が富士山の地層の中に染み入り、ゆっくりゆっくり時間をかけて湧き水になるまで山頂から麓まで下りてくる。

でも、家庭用・業務用浄水器と違うところは地層は単純なフィルター構造ではないというところ!単純に上から下に染み落ちてくるわけではないのです。

地層の間を水は染み落ちてきます。でも、水を通さない地層もあります。
これをネットビジネスに例えるなら「壁」と言えるでしょう。

でも、水は遠回りしながらも水を通す地層まで流れて下の地層へと流れます。
単に流れるだけではなく、地層を何層も通る間にカルシウムやマグネシウム、バナジウムなどのミネラル成分を取り込んで美味しい水なります。

富士山の水が美味しいのは、時間を掛けながらも着実に栄養分を取り込んで麓へと降りてくるからではないでしょうか。

決して簡単に上から下にジョロロロ~ってわけではなく、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、迂回して蛇がニョロニョロするように出口を探りながら「モノは高いところから低いところに落ちる」・・・自然の法則を疑うことなく麓に湧き出ることを信じて。

これは僕らの人生もネットビジネスも同じですよね!

僕も富士山の水の如くありたいなぁ・・・と思いました。

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