☆ヒデ興行所属漫才コンビ
ケンちゃん、センちゃん！
『思考Ｓ-1グランプリ』予選
ケンちゃん「ワシ、漫才で成功したい思てなポジティブシンキングの本買ぉたんや！今日からワシは変わるでぇ・・・ワシは成功する！ワシは成功する！ワシは成功する！・・・」
センちゃん「アカン！アカン！んなもん成功するわけないやろ！やめとけ！やめとけ、アホらし！」
ケンちゃん「いやいや！毎日何回もなこない言うてたらな願いがかなうらしいんや」
センちゃん「んなあほな！んな言うて叶うんやったら、今頃お前やり放題ちゃうんかい？」
ケンちゃん「なんやそれ！意味わからへん？」
センちゃん「性交（成功）する!」
ケンちゃん「お前賢いなぁ。そうか・・そう言われりゃな、確かに・・アカン！アカン！なに言うとんねん！お前言うてること暗いわぁ、やっぱポジティブシンキングやで！虫かて明るいところによって来る。暗いことばっか言うてたらほんま運に見放されるで！」
センちゃん「運言うて、お前なぁ、今まで生きててええことあったか？いっつも失敗ばっか。先生に怒られ、先輩にどつかれ、彼女も出来んと・・あ、そうそう受験も失敗したし就職もできひんかったやん！」
ケンちゃん「だから漫才師になったんやな・・・アカン！！だからやな変えなアカンそう思てやなぁ。本買うたんやないかい！」
センちゃん「んなもん、書いた奴が儲かるだけで、お前騙されとるんやでwwめでたいやっちゃなぁ・・よぉ考えてみぃ？なんで変わらなアカンねん？そんな面倒なことせんでも取りあえず仕事してるやん！飯食えてるやん！」
ケンちゃん「まぁ、そう言われりゃなぁ。贅沢は出来ひんけど、暮らせんことはないわなぁ・・・」
センちゃん「せやろ！なぁ、今のままでええんちゃうんかい！そうワシは言いたいねん」
ケンちゃん「センちゃん、ありがとう！わかった！！じゃワシ今から行ってくるわ！」
センちゃん「おいおい！どこ行くねん？」
ケンちゃん「性交しに！」
ケンちゃん「いい加減にしなさい！」
ジャンジャン♫
お察しの通り、ケンちゃんは顕在意識。センちゃんは、潜在意識。
顕在意識と潜在意識は同じ方向を向かないとダメ。
物事が上手く行かないのは潜在意識から「つっこみ」がはいるから。
ポジティブシンキングの形だけ真似ても強大な力を持つ潜在意識の反発で木っ端みじんに「にわかポジティブ」なんか吹っ飛ばされる。
どうすれば顕在意識と潜在意識のが同じ方向を向くのか？
ドブ水に清水を注ぎ続けるしかない。
つまり、ポジティブなシャワーを浴び続ければいい。
自分の好きな本でもオーディオブックでもセミナー音声でも、とにかくポジティブシャワーを目から耳から浴び続けること。
ネガティブなセンちゃんを力づくで押し込めるのではなく、ケンちゃんが清水を注ぎ続けてセンちゃんを清める。
何とも和のテイスト！
どうも失礼しました～
