右へならえ!・・・それでいいの?

価値というものは、それぞれの人によって異なります。

例えば、タクシーは確かに非常に便利で価値は高いと思います。だからと言って、それが他の移動方法の何倍もの価値を持っているとは少なくとも僕は感じられません。バスだったらタクシーより経済的でしょ?街中を移動するには安くて便利ですよね。移動距離によっては究極、歩きでも十分だし。

もちろん、バスには不便な面もあります。特に急いでいる時には。しかし、その不便さが、一種の旅情を演出してくれることだってあります。時と場合によりその価値は入れ替わりますが・・・。急ぎの時にバスを待つのはイラつきますし、のんびり気分で時間もあればタクシーに乗ることはないでしょう。

価値とは、自分自身で見出すものだと思います。

世の中には、高価なものもあれば、安価なものもあります。同様に、高価なサービスもあれば、安価なサービスもあります。では、高価なものやサービスこそが価値があるのでしょうか?

確かに、一般的な視点から見れば、そうなるかもしれません。その可能性が高いのも事実です。しかし、安価なものでも、異なる視点から見れば、それが高価なもの以上の価値を持つこともあるでしょう。

高いからいいのか?高ければいいのか?安ければ悪いのか?安いのはダメなのか?

不便さや古さが価値を生むことだってありますよね。アンティークや昭和の曲は、その最たる例です。時代が進むにつれて、それらには特有の味わいや魅力が生まれ、それは新しいものではなかなか味わえない価値となります。人がいいと言うものが自分にとって必ずしもいいものとは言い切れませんよね?価値は自分自身で見出すものです!

この視点は大切なことだと、価値は個々の感じ方によって大きく変わるということを常に自分に言い聞かせています。

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