人生において、僕らは様々な不安と向き合うことになります。
人は不安が増すと、自然と情報を求め、行動を起こすようになります。僕がネットビジネスを始めるきっかけも、将来の不安からだったのです。「これからどうやって生活をしていくのか?」という疑問が心を支配し、ネットで色々と調べるようになりました。それが全ての始まりでした。
しかし、不安はそのままだと、行動を起こさない。だから、不安の「絶対量」が重要になってきます。それが多ければ多いほど、人は行動を起こすと思います。
僕の場合、今現在は会社で働いていないので給料はありません。つまり、自分で稼がなければ0円になります。この不安の絶対量は常に100%です。それが、365日、ビジネスについて考え、行動を起こす僕の動機です。
それでも、不安は絶えません。時々怖くて怖くてたまらなくなる時があります。でも、その不安があるからこそ、色々なことを考え、行動を起こすことができます。
不安があるからといって行動できないのは単なる言い訳です。例えば、東日本大震災を経験した人は、津波警報が発令されたら間違いなく避難します。それに対して、震災を経験していない人は「きっと大丈夫だろう」と思いがちです。
このように、同じ不安でも、その経験と絶対量によって反応は大きく変わります。そして不安は必ずしも悪いものではありません。問題は、不安に対して行動しないことです。
考えてみてください、南海トラフ大地震や首都直下地震のリスクを知っていても、実際に地震対策をしている人は少ないでしょう。僕自身も記事を書きながら、地震対策については何も行っていません。これは、地震に対する不安の絶対量が低いからです。
しかし、不安の絶対量が高ければ、より具体的な行動を取るでしょう。地震があったらどうするのか、家族をどう守るのか、連絡を取るのか、避難場所はどこなのか、次に住む家はどこなのか。これらを考え、対策をするのです。
まとめると、「不安だから行動できない」というのは言い訳です。むしろ、不安があるからこそ行動すべきです。そして、いくら行動を起こしても、不安が完全に消えることはありません。地震対策をしても、地震が来ないことは保証できません。
だからこそ、僕たちは不安と向き合い、その中で生きていくしかないのです。不安を恐れるのではなく、それを行動へと変える力が大切なのです。